アパートやマンションの大家さんは、一見すればラクな 投資家稼業のように思われがちですよネ。
建物さえ造ってしまえば、あとは入居者様が入ってくるのを待てばいい。
住民が埋まれば、それからは家賃収入「不労所得」で左ウチワ・・・。
実際に アパート・マンション経営にたずさわったことのない人から見ると、賃貸住宅オーナーとはこんなものと、イメージをもたれるかもしれません。
ですが、実情はどうでしょうか?
メリットとして、他の投資事業よりも、たしかに相対的には安心で確実なものかもしれませんが。
一方 土地付き「産業用太陽光発電」は、売電収入を家賃収入として見なせば 初期投資が非常に大きく、ランニングで回収していくという点で「不動産投資」と非常に似た収益構造を持っています。
ですので、一般的にアパートやマンション等への投資と よく比較されます。
一見、最も手堅くて危うげないと思われる不動産事業。しかし内実はリスクだらけ。勿論 産業用太陽光発電にも、リスクは有りますが…。
それでは 今、投資家から最も注目を集めている太陽光発電と(アパート・マンション等の)不動産投資を 具体的に徹底的に比較してみましょう!私「運営者」が、どちらが如何なる点で優れているかを 様々な角度から検証しますヨ。
空室のリスクがない
不動産投資の場合、家賃の多寡に拘わらず 必ず入居者を見つけなければなりません。
入居者が見つからず空室のままであれば、当然ながら その期間は家賃収入を得ることができませんよネ。
しかし、太陽光発電の場合は、太陽が出ている間は必ず発電をしてくれるので、収入が途絶えることなく、安定した収益を見込むことが出来ますヨ。
入居者とのトラブルがない
太陽光発電にはアパートやマンションと違って入居者がいません。
従って入居者との間で発生する様々なトラブルに 巻き込まれることもありませんし、理不尽なクレームに悩まされることも有りません。
大規模な修繕費の必要がない
不動産物件は5年、10年と経つごとに 必ず大規模修繕が必要になってきます。
また日々修繕をしないと、次の方が入居してくれないばかりか 現・入居者が退去してしまうかも?物件価値の維持が極めて重要です。(入居率や賃料にも差が出てくるので、コストをかけざるを得ません)
一方、太陽光発電の場合は メンテナンスを定期的にしっかりと行なっていれば、思いのほか大きな修理が発生する事は 殆どありません。(ほぼメンテナンスフリー)
運営・修繕費という観点から考えても、太陽光発電の方がメリットは大きいです。
【補足】アパート経営は兎角「管理費がかかる」と言われています。
固定資産税が安い・不要
太陽光発電の場合は、不動産物件と違って、「再生可能エネルギー発電設備に係わる固定資産税の軽減処置」という特別処置があるので、(システムの償却資産の)固定資産税が非常に安いです。
設備投資額(評価額)1500万円で 17年間で130万円(1年目 14万円~)年平均8万円弱の税金で済みます。(規模10kw未満や設置方法(アパートの屋根に設置等)によっては 税金が不要です)
反対にアパートの場合は、木造でも法定耐用年数が20年と長く 優遇制度もないため、
同じ金額で計算すると、年に20万円〜 長期間固定資産税が必要になります。
その差は大きいですよネ。
当然ですが、不動産物件の場合は 規模や用途・立地で何百万円という固定資産税を払うケースもあります。
【補足】固定資産税意外にも 仲介手数料や広告費など、意外と出費が多いのもアパート経営の特徴です。
利回りが高い
マンション等の不動産物件の場合の(土地込)利回りは、東京23区では新築でおよそ6%〜7%程度、地方都市で9%ぐらいが 一般的なスペックです。*アパートだともう少し良いですが…(但し、物件次第では大きく下回る可能性もあれば、利回り30%近いものや 大化けする可能性の物件も…。事業者の努力と目利き次第!)
一方、太陽光発電の場合は 想定で少なくても10%前後、多くが10%~12%の利回り(10kw以上の事業用)が見込まれているので、利回りという点からみてもメリットがありますネ。
節税メリットが大きい
減価償却についてですが アパートの場合は建物部分のみが、木造(2×4)の場合22年、重量鉄骨造34年 鉄筋コンクリート造は47年 なので、同じ金額を比較した場合 償却金額は少なくなります。 1500万円の場合、1年目の償却金額(定率法)
木造 163万円
鉄骨 111万円
鉄筋コンクリート 68万円
同じく、太陽光発電の場合は減価償却期間が17年で、
償却金額は 190万円
1年あたり多くの金額を償却することが可能です。 「グリーン投資減税」の適用によって、初年度100%を 即時償却することもできます。
個人の高額所得者の場合は、初年度30%償却ができるので、 確定申告で支払った税金が、1500万円の所得の場合は、 250万円の税金が帰ってきます。
法人の場合 2000万円の利益の場合、2000万円の設備に 投資をすると、決算で727万円の法人税を払う必要がなくなります。
節税対策という意味でも メリットが大きいのが太陽光発電です。
(注)個人事業主、又は法人で青色申告を提出している方が対象
家賃下落の心配が少ない
太陽光発電によって発電された電気は『固定買取制度』によって 平成25年度は、以降20年間は、37.8円/kWh(税共)での 全量買い取りが義務づけられています。(よほどの社会的変動が無ければ、期間も額も不変です)
つまり50Kwの太陽光の場合は、約200万円が20年間保証されるので 4000万円の収入が、毎月に分けて電力会社から振り込まれます。
生命保険の年金保険は、満期日までは年金はもらえませんが 太陽光発電投資の場合は、発電開始の翌月から 毎月売電金額が通帳に振込まれるので、家計が楽になるというメリットも大きいですよネ。
(注)設置場所・天候によって、発電量が変わります。
つまり、賃貸不動産でいう「空室」や「賃料」が下落する心配がありませんし、「家賃滞納」も心配なし!
そのため、太陽光発電投資は安定した収益が見込まれる 投資商品となっています。
借入が低金利で 長期固定で借り入れが可能
国の支援で、日本政策金融公庫で長期固定金利(ナント0.55%~)で借入ができます。通常のアパート融資等と比べても 0.9%も金利がお得ですヨ。
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・産業用太陽光発電は、今まで有効活用できなかったクズ土地OK! メンテナンスフリー・ローリスクで長期間、安定した収入が得られるが、資金調達が難しく 流動性(売却)に困る場合もあります。
・アパートは 好条件であれば数年で元手の回収が可能。ただし、修繕費や空室リスクがついてきます。